和食・副菜 29品
すまし汁について
だしを塩と醤油で薄く調味した、澄んだ汁物になります。具は豆腐やねぎ、三つ葉、きのこなどを少なめにして、だしの香りを主役に味わいます。濁らない見た目を生かし、炊き込みご飯や煮物の献立によく合わせられます。
おいしく作るコツ
- 味つけは塩を主にして、醤油は香りづけに少量だけ使います。醤油を多くすると色が濃くなり、澄んだ見た目と淡い味わいが損なわれます。
- ねぎやきのこ、大根など甘みやうまみの出る具は、だしと一緒に先に入れて2〜3分煮ます。具の味が汁に移り、薄い味つけでも物足りなくなりません。
- 豆腐やはんぺん、麩は温めるだけで十分なので、調味のあとに入れて弱火で2〜3分煮ます。強く煮立てると豆腐の角が崩れ、汁が濁ります。
- 三つ葉やみょうがは火を止める直前か、椀に盛ってからのせます。加熱しすぎると香りがとび、色も黒ずみます。
- 具を入れたあとは、汁の表面がゆらぐ程度の弱火を保ちます。ぐらぐら沸騰させると、だしの香りがとんでしまいます。
よくある失敗と、防ぎ方
- 豆腐を入れたら汁が白く濁ってしまう
- 豆腐を入れたあと強く煮立てたり、お玉で大きく混ぜたりすると濁ります。具を入れたら弱火にし、混ぜずに温めます。
- だしの香りが弱く、味がぼやけて物足りない
- だしが薄いと、塩を足しても味がまとまりません。顆粒だしは表示どおりの量を入れ、最後に味を見て塩をひとつまみずつ加えます。
- 三つ葉がくたっとして香りがない
- 三つ葉を汁と一緒に煮ると、香りと歯ざわりがなくなります。椀に盛ってから散らし、熱い汁の余熱だけでしんなりさせます。
食材の替え方
- 豆腐ははんぺん、麩、かまぼこに替えられます。はんぺんは汁を吸ってふくらむので、最後に入れてすぐ火を止めます。
- ねぎはしいたけ、しめじ、えのきに替えられます。きのこは煮るとうまみが出るので、だしと一緒に入れて2〜3分煮ます。
- えびを入れる場合は殻と背わたを取り、汁が軽く沸いた状態で、中心まで色が変わるまで煮ます。
- ほうれん草は下ゆでしてあくを抜いてから加えます。生のまま入れると汁にえぐみが出て、澄んだ色も濁ります。
保存と作りおき
豆腐入りは食感が落ちるため、冷蔵で翌日までに食べきります。三つ葉などの青みは、温め直してから加えます。冷凍には向きません。
献立の合わせ方
炊き込みご飯やちらし寿司、焼き魚の献立に合います。肉じゃがや筑前煮など味の濃い煮物と組み合わせると、汁が口直しになります。
すまし汁のレシピ
👑冬瓜とえびのすまし汁
👑豆腐とねぎのすまし汁
👑なめこと豆腐のすまし汁
👑とろろ昆布と豆腐のすまし汁
👑豆腐と三つ葉のすまし汁
👑しいたけと三つ葉のすまし汁
👑かまぼこと三つ葉のすまし汁
👑はんぺんと三つ葉のすまし汁
👑かぶとねぎのすまし汁
👑えのきと三つ葉のすまし汁
👑麩と三つ葉のすまし汁
👑ほうれん草と豆腐のすまし汁
👑大根と三つ葉のすまし汁
👑豆腐と乾燥わかめのすまし汁
👑しめじとねぎのすまし汁
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