和食・副菜 29品
野菜の含め煮について
大根やかぶ、かぼちゃ、里芋などの野菜を、だしを効かせた薄味の煮汁でゆっくり煮て、味を中まで含ませる煮物になります。素材の色と形を残し、噛むと煮汁がじわっとしみ出すやさしい味わいで、作りおきの副菜としても重宝します。
おいしく作るコツ
- 野菜はまずだしだけで煮て、やわらかくなりかけてから醤油とみりんを加えます。塩気を先に入れると野菜の表面が締まり、中まで火も味も入りにくくなります。
- 大根や冬瓜、かぶは厚さ2cmほど、ごぼうやれんこんは1cm弱にそろえます。硬い根菜ほど薄めに切ると、同じ鍋で煮ても火の通りが近くなります。
- 落としぶたをして弱火で静かに煮ると、少ない煮汁でも上まで回り、野菜どうしがぶつかって角が崩れるのを防げます。ぐらぐら沸かすと煮汁が濁ります。
- 火を止めてから10分ほどそのまま置くと、冷めていく間に煮汁が中へ入ります。含め煮の味は、煮る時間よりこの置く時間で決まります。
- かぼちゃやさつまいも、なすのように煮崩れやすいものは、根菜と一緒に煮るときはあとから加え、煮る時間を5分ほど短くします。
よくある失敗と、防ぎ方
- 外側だけ色が濃く、中は味がしない
- 煮汁を強く煮詰めると、醤油の色と塩気が表面に集まります。弱火で煮汁を半分ほど残したまま火を止め、冷めるまで置いて中まで含ませます。
- かぼちゃや里芋が煮崩れて形がなくなる
- 途中で混ぜたり強火で煮立てたりすると、角から崩れます。重ならないように並べて落としぶたをし、煮汁を回したいときは鍋を揺するだけにします。
- 冬瓜や大根に青臭さや硬い筋が残る
- 冬瓜は緑の硬い皮を厚めにむき、大根も皮の内側の筋ごと厚めにむきます。竹串がすっと通るまでだしで煮てから味をつけます。
食材の替え方
- 冬瓜は大根やかぶに替えられます。かぶは火の通りが早いので煮る時間を半分ほどにし、竹串で確かめます。
- 白菜やキャベツを使う場合は芯と葉に分け、芯を先に煮ます。野菜から水分が出るので、煮汁は少なめから始めます。
- しいたけや昆布を一緒に煮ると、だしのうまみが重なって薄味でも物足りなさが出ません。昆布は1cm幅に切っておくと、具として一緒に食べられます。
保存と作りおき
煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵で2〜3日が目安です。冬瓜や大根は冷凍すると水が抜けてすかすかになるため、冷凍には向きません。
献立の合わせ方
焼き魚やしょうが焼きなど味のはっきりした主菜に合わせると、薄味の含め煮が箸休めになります。ご飯と豆腐の味噌汁を添えます。
野菜の含め煮のレシピ
👑冬瓜のしょうが煮
👑里芋の甘辛だし含め煮
👑かぼちゃの甘だし含め煮
👑大根とにんじんの含め煮
👑かぶのだし含め煮
👑たけのこと香りだしの含め煮
👑れんこんとにんじんの含め煮
👑なすの甘めだし含め煮
👑たけのことふきの含め煮
👑冬瓜としいたけの含め煮
👑れんこんのすっきりだし含め煮
👑大根と昆布の含め煮
👑ふきの淡口だし含め煮
👑大根のだし含め煮
さつまいものだし含め煮
じゃがいものだし含め煮
玉ねぎのだし含め煮
キャベツとにんじんの含め煮
里芋とごぼうの含め煮
かぼちゃとれんこんの含め煮
白菜としいたけの含め煮
ごぼうとれんこんの含め煮
にんじんのだし含め煮
ごぼうのしょうが煮
玉ねぎとにんじんの含め煮
白菜のだし含め煮
さつまいもと栗の含め煮
なすとピーマンの含め煮
キャベツのしょうが煮