和食・副菜 27品
厚焼き卵について
溶き卵に砂糖や醤油を加え、卵焼き器で少しずつ焼いては巻き重ねる卵料理になります。ふんわりした食感とやさしい甘さが特徴で、朝食や弁当によく使われます。ねぎやしらす、明太子、かにかまなどを混ぜて巻くと、見た目と味に変化がつきます。
おいしく作るコツ
- 卵は白身を切るように溶きほぐします。泡立てると焼いたときに表面に穴があき、溶き残しがあると色がまだらになります。
- 卵焼き器はしっかり温めてから、油を薄く広げます。温度が低いと卵が張りついて、巻くときに破れます。
- 卵液は底全体に薄く広がる程度に流し、表面が半熟のうちに巻きます。半熟の部分がのりの役目をして、層がはがれずにまとまります。
- 砂糖を入れた卵液は焦げやすいので、巻く間は弱めの中火を保ちます。火が強いと表面が茶色くなり、中がふんわりしません。
- 焼き上がったら巻きすやペーパーで包んで形を整え、少し置いてから切ります。熱いうちに切ると形が崩れ、断面がきれいになりません。
よくある失敗と、防ぎ方
- 巻こうとすると卵が破れてしまう
- 卵焼き器の温度が低いと、卵が張りつきます。中火でしっかり温め、油を薄く全体に塗ってから卵液を流します。
- 焦げて茶色っぽい仕上がりになる
- 砂糖を多く入れた卵液は、強火ですぐに焦げます。弱めの中火で焼き、焼き色がつく前に巻いていきます。
- 切ると中が生で、液状の卵が残っている
- 一度に厚く流すと、中まで火が通りません。卵液は薄く流し、焼き上がったら中央を切って確かめ、液状の部分があれば弱火で追加加熱します。
食材の替え方
- しらすや桜えび、明太子は塩気があるので、醤油を減らして加えます。
- ほうれん草や小松菜はゆでて水気をしっかり絞り、細かく刻んで卵液に混ぜます。水気が残ると巻くときに破れます。
- ねぎや三つ葉は細かく刻んで卵液に混ぜると、彩りと香りが加わります。
- チーズを加えると、こくのある味になります。巻くときに芯にのせると、溶けて流れ出にくくなります。
保存と作りおき
冷蔵で翌日までに食べきります。弁当に入れるときは、中まで火を通して冷ましてから詰めます。冷凍すると食感が変わるので向きません。
献立の合わせ方
朝食ならご飯と味噌汁に焼き魚を、弁当ならきんぴらごぼうや青菜のおひたしを合わせると、甘い卵焼きが彩りになります。


























