和食・メイン 10品
かつ丼について
揚げ焼きにしたかつを玉ねぎと甘辛い煮汁で煮て、溶き卵でとじてご飯にのせる丼になります。衣が煮汁を吸ってやわらかくなった部分と、香ばしさの残る部分の両方が味わえ、卵と玉ねぎの甘みがご飯によく合います。
おいしく作るコツ
- かつ丼用の肉は7mm前後の厚さにたたいて薄めにします。丼で食べやすく、揚げ焼きの時間も短くすみ、中心まで火が通りやすくなります。
- 玉ねぎは先に煮汁で煮て、甘みを煮汁に移してからかつを入れます。玉ねぎがやわらかくなる前にかつを入れると、待つ間に衣がふやけます。
- かつを煮汁に入れたら1分ほどで卵を回し入れます。衣の上半分が煮汁につからないようにすると、香ばしさとサクッとした部分が残ります。
- 卵は白身が少し残る程度に溶き、回し入れたらふたをして弱火で固めます。混ぜないことで卵がふっくら固まり、中心まで火が通ったのを確かめてから盛ります。
よくある失敗と、防ぎ方
- 衣が煮汁を吸ってべちゃっとはがれる
- かつを長く煮すぎると、衣がふやけて肉から離れます。玉ねぎを先にやわらかく煮ておき、かつを入れたら1分で卵を加えて仕上げます。
- 卵が固くぼそぼそに、または一部が生のまま
- 強火で煮立てるとぼそぼそになり、火が弱すぎてふたをしないと中央が固まりません。弱火でふたをして加熱し、液状の部分がなくなったら火を止めます。
- ご飯が煮汁でべちゃべちゃ、味も濃い
- 煮汁を全部かけるとご飯の下にたまります。煮汁は具がひたる程度の少なめにし、盛るときは具と一緒にすくった分だけをかけます。
食材の替え方
- 豚ロースは豚ヒレ肉に替えられます。ヒレは脂が少なく火を通しすぎると硬くなるので、1cm厚に切って手で押し、7〜8mmにしてから衣をつけます。
- 鶏むね肉を使う場合は、厚い部分を開いて厚さをそろえ、揚げ焼きのあとに切って中心まで白くなったことを確かめます。
- 玉ねぎはねぎやキャベツに替えられます。ねぎは斜め切りにして煮る時間を短く、キャベツは芯を薄く切ってから煮汁に入れます。
- 大葉やトマトを使う場合は、卵が固まって火を止めてからのせます。トマトを煮汁で煮ると水分が出て、煮汁が薄まります。
保存と作りおき
卵でとじたものは作りたてを食べます。揚げたかつだけなら冷蔵で2日、冷凍で2〜3週間保存でき、温め直してから煮汁で卵とじにします。
献立の合わせ方
丼に、豆腐とわかめの味噌汁、白菜の浅漬けやほうれん草のおひたしを合わせると、こってりした味が引き締まります。









